- お香の生産地について知ってますか?? 2023年06月23日
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皆さんいかがお過ごしでしょうか?
honoです!
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お香の生産地、意外と知らないですよね🫢日本だけでなく海外でも案外売られているそうです。
◯お香の生産地
〜日本一の生産地〜
日本で最も多くのお香・お線香を生産している兵庫県。
その中でも特にたくさんのお香・お線香を生産している地域は「淡路島」です。
淡路島のお香・お線香の生産量は、日本国内の生産量の70%以上を占めています。〜始まりは西暦595年〜
西暦595年(推古天皇の時代)に淡路島に流れ着いた流木。
島民が薪の変わりに、その流木に火をつけました。すると、燃やした煙からとても素晴らしい香りが漂いました。
あまりにも素晴らしい香りがするので、朝廷に献上。推古天皇の時代は聖徳太子が摂政であり、聖徳太子の伝記「聖徳太子伝略」にこの流木(香木)の記述があります。
香木の「沈香」とは・・・
この朝廷に献上するほど素晴らしい香りがする流木(香木)は、沈香(じんこう)と言う香木だったと言われています。
熱帯アジア原産のジンチョウゲ科ジンコウ属の常緑樹。
長い年月を経て授記が傷などのダメージを負った部分から樹脂が分泌、生成され沈香となります。一般的には常温では香らず、高温になると樹脂が揮発して香りが漂います。日本では、お線香の香りとして使用され、海外ではエッセンシャルオイルとしての販売もされています。
また、日本で最初に香木が伝承したといわれる淡路島の枯木神社。淡路島西海岸にあり、人の体の大きさぐらいある香木をご神体として祀っているそうです。
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◯海外のお香の発祥
料が初めて歴史に登場するのは、紀元前3000年頃のメソポタミアで、シュメール人がレバノンスギ(マツ科ヒマラヤスギ属)を焚き、その香りを神に捧げていたと言われています。
古代エジプトでは、ミイラを作るために、白檀や肉桂(にっけい)、没薬などの香料が防腐剤として用いられました。没薬のことをミルラといいますが、このミルラがミイラの語源となっています。また、部屋を香りで満たし、香油を体に塗り、衣料に香を染み込ませたりして香りを楽しんでいたそうです。中世になると、麝香(じゃこう)などの東洋の香料がヨーロッパにも持ち込まれるようになります。さらにベニスの商人たちにより、東洋の香料や香辛料が広くヨーロッパで取引されるようになります。
・・なお、16世紀には、皮革産業が盛んだったフランスのグラース地方に、皮革の消臭剤として香料が持ち込まれました。
フランス貴族などが、石鹸などに香料を用いたことで、グラース地方は香料の中心として栄えていきます。グラース地方はラベンダー、ローズ、ジャスミンなどの栽培に適しており、やがては「香料のメッカ」と呼ばれるようになります。
そして、ヨーロッパと言えば、なんといっても「香水」です。
香水が世に広まったきっかけは、16世紀末にイタリアのメディチ家カトリーヌ・ド・メディシスがフランス王家へ輿入れする際に持ち込んだため・・・、というのはとても有名な話です。
20世紀になるとフランス人化学者のルネ・モーリス・ガットフォセが"エッセンシャルオイルの優れた効用に着目"し、アロマテラピーを提唱します。そしてこのアロマテラピーはやがて世界中に広まっていくのです。・・・いかがでしたか?今回はお香(香り)の発祥についてご紹介させていただきました!香りは奥深く今回はごく一部のみのご紹介となってしまいました😢また詳しくご紹介できる機会がありましたら是非一読いただければと思います☺️・・・