- 七五三についてご紹介いたします! 2023年07月11日
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皆さんいかがお過ごしでしょうか? honoです!
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七五三は誰もが通る道ですよね。今回はそんな、子供たちの成長を感じられる七五三について書いてみました🥰・
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そもそも七五三の由来はご存知ですか??
◯七五三は平安時代の儀式が由来
七五三の由来は、平安時代に行われた、3歳の「髪置き」、5歳の「袴着」、7歳の「帯解き」の儀式にあるといわれています。
昔は子供の死亡率が非常に高かったため、このような節目に成長を祝い、子供の長寿と幸福を祈願しました。
医療が発達した現代でも、子供を思う親心に変わりはなく、七五三というかたちで受け継がれてきたのです。◯3歳・5歳・7歳で行う意味は?
七五三を3歳・5歳・7歳で祝う理由は、由来となる「髪置き」「袴着」「帯解き」の儀式がその年齢に行われていたからです。
◆3歳:髪置き(かみおき)
髪置きは、子供が髪を伸ばし始める3歳の節目に行う儀式で、頭に糸で作った綿白髪(わたしらが)を乗せて長寿を祈願します。
平安時代頃には、赤ん坊は髪を剃って坊主にする風習があったため、髪を伸ばし始めることは、ここまで無事に成長できた印とも言えたのです。
頭に綿白髪を乗せるのは、髪が白くなるまで長生きして欲しいという、親の願いが込められています。・
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◆5歳:袴着(はかまぎ)
袴着は着袴(ちゃっこ)とも言い、子供が初めて袴をつける時に行う儀式で、碁盤の上で吉方を向いて行います。
平安時代には公家だけの風習で、男女の区別なく5~7歳の頃に行われていました。
時代とともに武家や庶民にも広まっていき、江戸時代頃には男児のみの儀式になり、年齢も5歳に定着しました。・
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■7歳:帯解き(おびとき)
帯解きは、紐付きの子供の着物から卒業し、本裁ちの着物に帯を締めるようになる節目に行われた儀式です。
本裁ちは、仕立て直せば大人の着物として着ることができる着物で、本裁ちを着て帯を締めることは、子供が大きく成長した証として喜ばしいことでした。
室町時代には、男女の区別なく9歳頃に行われていましたが、江戸時代頃に7歳の女児が行う儀式になりました。