知っていますか??文香について

知っていますか??文香について 2023年06月13日

皆さんいかがお過ごしでしょうか? honoです!

文香というもを聞いたことはありますか??

初めて聞いた方や聞いたことはあるけど詳しく知らないという方も多いかと思います😥

オシャレな内容になりますので、手紙を書く人やちょっとした気遣いが好きな人はぜひ読んでみてください🥰
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文香とは

文香とは香木を入れた折り紙等を、手紙などと一緒に保管したり、衣服に忍ばせるなどして香りを楽しむ製品です。

読み方は、「ふみこう」で、冒頭でも触れたとおり、平安時代から続く伝統的な香り付きのアイテムとして、人気を集めてきました。

そして、そんな時代の平安貴族は、自分の大切な人にこの文香を贈り、感謝の気持ちをあらわしたり、恋心を伝えたりしていました。

香りで感謝の気持ちを伝えたり、異性の気を惹く風習が形を変えつつ、後世に伝わり、現代にいたるというわけです。

 

香木とは?

 

香木の発祥地は諸説あるものの、古代インドであるという説が有力です。

もともとは仏教で行われる宗教儀式の際、周囲に漂う邪気を、香りの力で追い払う目的で使われていました。

ちなみに、私たち仏教徒は仏壇に線香をあげる風習がありますが、この風習も上記の邪気を払うための宗教儀式が転じたものとなっています。

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香木は種類ごとに原料の香りが異なりますので、これから文香を購入しようとしている人にとっては、簡単な知識くらいは仕入れておいても損はないはずです🤭

そこで、ここでは、文香に使われる香木の中でも代表的なものを紹介していきます!!

 

桂皮

まずは、「桂皮(けいひ)」という香木の紹介です。

桂皮は、クスノキなどの樹皮を乾燥させて作られる香木で、現代ではシナモンと呼ばれることが多い製品です。

 

こちらの香木の香りは、とても爽やかでお菓子やお茶などとの相性がバツグンです。

清潔感がありつつも、どことなく甘い香りが楽しめるとして文香としても大変人気の香木です。

 

丁子

丁子(ちょうじ)は、チョウジノキという名前の木のつぼみを乾燥させて作られる香木です。

食した場合は、ピリリとした辛さが舌に残りますが、香りの方は甘さが漂う風変りな香木と言えます。

江戸時代には庶民の間でも人気となり、文香としてではありませんが、整髪料として広く利用されました。

 

龍脳

龍脳(りゅうのう)は、龍脳樹と呼ばれる木の樹脂から作られる香木です。

香りは清涼感たっぷりで、かつ優雅さを感じさせるとあって、古代中国では貴族たちからの人気が凄まじかったと言われています。

 

文香の使い方

今度は具体的な使い方についても見ていきましょう。

ここでは、文香を使用するうえでの、おすすめの使い方を5点紹介していきます。

 

贈り物にする

◯サイフやバッグの中に入れる

サイフやバッグの中に入れるのも、文香の有効な使い方の一つではないでしょうか。

日用品の中にひそませておくことで、匂いが移りますから、いつでも大好きな香りとともに一緒にいられます。

しおりとして使う

近年は電子書籍の登場で紙媒体の売れ行きが落ちていますが、それでもなお、紙が持つ独特の温かみや、ページをめくるときの音を好む人も一定数いるはずです。

そういった人には、文香をしおりとして使う方法をおすすめします。

 

 

 

文香の作り方って??

お香専門店や文房具専門店に行くと、完成した文香を購入できます。

購入した文香を手紙に入れるのもひとつの方法ですが、線香やアロマオイルなどの身近なものを香料にして手作りするのも楽しいでしょう。

オリジナルの文香を作ってみましょう🙌

 

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書斎で、想いをしたため手紙とともに、「文香」を入れて香りを届けてはいかがでしょうか?

デスクに文香を置き、ゆっくり読書をしたり音楽を聴いたりと、自分だけの書斎でリラックスして過ごすのもいいですね✨

【honoのお香をチェック】

 

コーンタイプ、スティックタイプを販売しております😉

自分に合ったお好みの香りが見つかるかもしれません!

是非一度ご覧くださいませ🌿