- 神社の鈴の意味を知っていますか? 2023年07月21日
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皆さんいかがお過ごしでしょうか? honoです!
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本稿では神社に行くと必ず鳴らすあの鈴についてまとめてみました!
神社でお参りをしようとすると、賽銭箱の上に大きな鈴が付いている場合がありますよね。
お参りをしながら鈴を鳴らしていますが、実際に自分の番になると、どのタイミングで鳴らせばよいのか、何かマナーがあるのではないかと気になる人もいるのではないでしょうか。
そんなときに、落ち着いてお参りをするために、今回は神社の鈴の名前や意味についご説明いたします!
◯神社の鈴の本当の名前
神社に下げられている鈴は、正式な名前を本坪鈴といいます。本坪鈴は、真ん中辺りにふくらみがあるのが特徴で、福鈴とも呼ばれています。寺院にも似たようなものが下げられていますが、これは鰐口といって平べったく、本坪鈴とはまったく形が違います。
鰐口は魔羯大魚という仏教に登場する想像上の巨大な魚を表しており、これを鳴らすことで魔除けになるという説があります。
鈴を鳴らすことは参拝の合図だけではなく、神様に鈴の美しい音をおそなえする意味があります。
神様におそなえすると同時に、鈴の音は、それを鳴らす私たちの心も美しくして、神社という神聖な場所にふさわしくしてくれます。
また、鈴の音で神様がおいでになり、通じ合うことができるため、魔除けになると考えられてきました。
鳴らすためのひもにも名前と意味
本坪鈴には鈴を鳴らすためのひもがついています。このひもの名前は鈴緒といい、麻でできており、私たちの住む世界と神様の世界をつなげる大切な役割を持っています。
木綿が一般的になるまで、麻は繊維が長くて紡ぎやすいため、人々に重宝に使われてきました。また、大麻の毒性が魔除けになるとも考えられいたため、多くの鈴緒は麻で作られていました。
参拝のマナー
鈴が割れて落ちるのを防ぐために、鈴のふくらんだところ(帯といいます)から下の部分をネジで止めてある、本坪栓差鈴もありますが、安全のためにも、神様の前では丁寧に行動することを心がけたいですね。
その後は神様に手を合わせて参拝をします。出雲大社では違う作法がありますから、その神社の作法に従って、参拝しましょう。
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今回は神社の鈴の名前や意味について解説しました。
鈴だけでなく、鳴らすためのひもにも名前や意味があることがわかりました。
何だか神様との絆があるようで、心強く感じられてきますね。
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